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パートナーとの物語

良い商品を作ろう。創業から変わらない進歩的な感覚

株式会社リッチェル
担当:村井様、久保田様

Kuras-up
担当:東條、斧

<概要>

創業以来、常に生活者の視点を持ちながらライフスタイルの変化に対応。プラスチック成形の技術を活かし、機能性とデザイン性を追及した家庭用品を次々とヒットさせてきた株式会社リッチェル様(以下リッチェル様)家庭用品だけでなく、園芸、ペット、ベビー、介護、環境、エクステリアと対象を広げてきたその礎には、「お客様に喜んで頂ける商品を世の中に送り出そう」というリッチェル様の原点、強い想いがありました。


創業から広がる分野、続く工夫とは。


斧(クラスアップ)
:雑談でもお伺いしたのですけど、改めて、弊社と御社のお取引について、経緯からお聞かせください。

村井様:そうですね、私どもの大阪事務所が、昔は心斎橋にありまして。そのころ御社は「東邦商事」さんで。

ちょっと調べてはいたのですが、そのころの書類もなくって…名刺はあります(斧:うわ、すごい)西村部長とか、山村次長、もう誰もわからないですか(笑)そのころからのお取引になりますね。

最初は家庭用品から始まって、今ではベビー、ペット、介護、園芸など、幅広いカテゴリーで取り扱いして頂いています。

卸も含めて、ECへの販路を中心に「お風呂用品」や「トトノシリーズ」が大きく成長しましたね。


斧(クラスアップ):ありがとうございます。その中でも印象に残っている商品はありますか?

村井様:継続的に売れたという印象があるのは前述の「トトノシリーズ」ですね。
トトノシリーズは、キッチンが観音扉の収納から引き出しに変わって行く中で、合う収納用品がない、というところから作りました。

その後、食器棚、冷蔵庫の中にも必要だ、と広がって行きました。今後も広がっていく予定です。

斧(クラスアップ):御社のシミュレーターがすごくわかりやすいですよね。

村井様:そうですね、有難いことに、トトノを購入されたお客様はまたトトノで揃えて頂けるので、良い循環が生まれているのかなと思います。

御社やECの卸先様の見せ方も上手くて、実際トトノって商品としては非常に単純なものなので、使っているシーンが重要なんですよね。

斧(クラスアップ):なるほど、確かにそうですね。


品質も価値も届けるために、
大事にしたい基準。





斧(クラスアップ):トトノシリーズはもう10年になるのですね。長く選ばれてきた理由はどこにあるとお考えですか?

久保田様:私たちは「かゆいところに手が届く」商品を作ることを大事にしてきております。

「なるほど、こういうのが欲しかった」と言っていただけることや、使っている時にストレスがないことも重要ですね。

村井様:昔から、過剰品質とまでは言いませんが、やはり品質は最重要なので、会社的にも守ってきています。ベビーもペットも自分の家族と考えると、やはり厳しい自社基準は設ける必要があります。

斧(クラスアップ):品質が重要というのは、なかなか消費者さんまでは伝わりにくいところでもありますよね。その点についてはどうお考えですか?

村井様:本当にその通りで、どれだけ良い商品でも、伝わらなければ売れない時代です。 やはりそこはECの力を実感しますね。写真や商品説明のクオリティがないと難しいです。

その点、御社は上手に見せて頂いているECの卸先さんも多く、消費者さんまで商品価値がしっかり伝わっていると感じます。


価値観が近しい取り組み先として、
クラスアップに期待すること。

斧(クラスアップ)ありがとうございます。最後に、今後の弊社へのご期待等をお聞かせください。

村井様:そうですね、メーカーの商品を撮影する御社の撮影代行サービスもそうなのですが、企画から販売、販促と、トータルに取り組みができるというのは、本当に大きな魅力だと思っています。

久保田様:今の時代、競合は国内メーカーだけでなく海外もという状況なので、その中でいくら良い商品といってもアピールが難しいです。

ただ御社は、我々がターゲティングした対象に向けて正しく価値を伝えて頂けると感じています。

東條(クラスアップ):弊社も、商品だけでなく価値を届けたいという理念がありますので、御社と通じるところがありますね。


久保田様:
当社はけっこう挑戦的な商品も多いんですよ。出してみないと売れるかどうかわからない。

でもありきたりな商品ではなく、やはり生活する人が新しいと感じるものにチャレンジし続けたいと思っています。

株式会社リッチェル

1956年、「シルバー樹脂工業所」を創業、当時最先端素材として注目されていたプラスチックにおいて、塗装ノウハウをいち早く確立し、原点とも言える機能性とデザイン性を持ち合わせたプラスチック製漆器を製造。創業35年で社名を「株式会社リッチェル」に変更し、さらに商品開発分野を広げていく。近年では生活者視点でのマーケティングを強化し、創業からの変わらない想いを抱きながら「わたくしたちにしかつくれない良い商品」をさらに進化させている。

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